加盟

 そんなわけで、17日に民青同盟の班会に行ってみた。



 小田急線の小田急相模原の駅で民青同盟の「専従」(民青で働いている人)の方と19:30に待ち合わせをし、そこから歩くこと15分くらい?日本共産党の事務所に到着。この日、参加したのは僕も含め全部で七名。班員は全部で15人くらいだそう。僕以外の六名の方の名前を紹介されたが、頑張って覚えようとしたものの、もうすでに二人忘れている。



 結論から言うと非常にまったりのんびりとした会合だった。近況報告として一人一人今週の個人的な出来事を喋ったり、民青新聞というものがあって、それの中の記事を一つ選んで、「読み合わせ」をして、それについて意見を出し合ったり…(今回は映画「デスノート」に関する記事を元に話し合った…うーむ…)。



 政治的なことを真剣に討議する場というよりは、むしろ、友達同士が「集まってだべっている」という印象を持った。多少、民青同盟員として「それらしいこと」をする「仲間達の集まり」。ただまあ、色々な仕事をしている人たちがいるので、そういう人たちの仕事場の話はそれなりに面白い。世俗の付き合いの中だとなかなか政治的な話はしにくかったりするが、班会なら出来るという、逆に“解放される”場として機能している面もあるのかもしれない(しかし「出来る」からと言って「する」とは限らない)。



 ただ僕としては、もう少し活発な議論やらなんやらなされるのかな、と期待していた面もあったので、その点ではちょっと期待はずれだった。聞くところによるとこの普段の班会以外に月に一回、勉強会のようなものをやっているらしい。カレーを作りながらマルクスを勉強するというもの。



 ときどき街頭活動やら、国会要請やらをやっているという話だったので、そういうものを体験してみたいと思い、それ以上に、こういう組織活動に関する興味から、550円の同盟費を払って僕は民青に参加することにした。というわけで11月17日をもって僕は民青同盟員になったのだ。



(しかしそうすると、以後、好むと好まざるとに関わらず、僕が政治的な発言、行動をした場合それは「民青同盟員としての発言、行動」と周囲に取られかねず、こういう「党派性」を背負い込むことが裏目に出ることも、ときにはあるのかもしれないと、ちょっと思った)