宗教

2008年10月29日 『マニ教とゾロアスター教』

さらっと読んで、知った気になれる山川出版の世界史リブレットがお気に入り。 『マニ教とゾロアスター教』を読んだ。宗教は割りと好きなテーマ。マニ教とゾロアスター教 (世界史リブレット)作者: 山本由美子出版社/メーカー: 山川出版社発売日: 1998/04/01メ…

医者と患者

もし医学が科学技術の一つであって、技術の成熟を待ってはじめて公衆に求められるものであれば、ことははるかに単純であろう。「この海峡に架橋する技術はまだない」と技術者はいいうる。しかし癌や分裂病を治療する技術がまだないから二〇〇年待つことを病…

作るきっかけ、オタク

何か(モノとか考え方)を創る動機とかきっかけにはどういうものがあるだろう。 必要性 執着 対立 ◆「必要性」というのは、毛皮のコートを南国の人が作ることはないだろうな、ということ。◆「執着」というのは、あるモノとか考え方が、最初はなんらかの「必…

一神教とか多神教とか

「一神教」とか「多神教」という言葉が、非常に素朴で庶民的な「日本論」や「日本人論」にまぎれて聞こえていた。曰く、「一神教は排他的で争いが絶えない。多神教である日本(や東洋)のあり方は寛容で、優れている」。 しかし、こう単純な構図で説明されて…